かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

「人に頼る」ということができることが大切なんだ・・・

東京都立入試のシステムが、ここ1・2年でオンライン出願になったり、スピーキングテストの導入されたりと、今までと、異なることなることが増えました。新しいシステムを導入するという事は、我々教員がそれに対応をしなければなりません。

 私は、一昨年は中学3年生を持ちましたが、全体の音頭は進路指導主任にお任せしていました。また、昨年度は中学1年生ということもあり、新システムをどのようにして、対応していたのかというのは、詳しくは分かりませんでした。

 本校の中学3年生の教員も、私と同じような境遇ということで、分からないことが結構出てきました。要項を読みながら、準備をしなければならないこと、そして、そのためには事前に何を生徒や保護者に連絡をするのか・・・・。昨年度のデータがあまりなかったものだから、対応を考えることになりました。

 しかし、そのこと(進路のこと)ばかり考えていればいいというわけではありません。なおさら、ゼロベースですべて考えていたら追いつかないわけです・・・。そこで、複数の同じ区内の先生に相談をすることにしました。思いつくのは、ざっと4人。

 そうしたら、すぐにレスポンスがあり、その情報をまとめて、学年主任と相談。そして、課題は解決。さらには、資料も送ってもらえることになって、なんとか年内にしておいた方がよいことがまとまりました。学年主任の先生も、ホッとしたようです。

 ちょっと昔だったら、人を頼るなんて…と思いましたが、ここ最近では、異動したこともあり、色んな人に頼りまくっています。そのお陰で、今回も人に頼ることに対し躊躇がなかったんだと思います。

 で、相談した先生にお礼の電話やメールとしたところ、なんと、私が質問をすることで、質問された先生自体も、気づくことができたり、確認することができた・・・ということなのです。自分が分からないことは、他人も分からないことがあるんですね。

 改めて、「人に頼る」ということができることが大切なんだ、と思った今週でした。やはり、人とつながることで、自分ではできないことが、できるようになるんですね・・・。