かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

それを受け入れることができる年齢になったのかなぁ・・・

 自分の誕生日を過ぎてから、自分が生まれ育った(23歳まで)場所を訪ねたいなぁ・・・と思っていました。本来なら、そこの場所が故郷になるわけですが、色々な事情があって、その場所から引っ越ししたわけです。今日は、たまたま開校記念日ということもあって、今住んでいるところから、大体1時間30分程度ですので、訪問しました。
 最寄りの駅に着き、レンタサイクルを利用し、自分の家があった近所に向かいました。よく考えたら、この場所にくるのは20年くらいたつので、かなり建物は変わっていました。畑だった場所、林だった場所、グランドだった場所は、全て家になっていました。でも、道はそのまま残っているので、なんとなく記憶をもとに、目的地近辺に到着。
 ゆっくりと自電車の速度を落としながら、元あった家のまえを通りました。そして、近くの林に自転車をおいて、近くを歩きました。ここで生活をしていたことを思い出しました。家族同士の付き合いをしていたなぁ・・・・。
 そして、私が通った小学校と中学校両方とも見に行きました。自転車をとめて校門から校舎をみていると、やっぱりその時のことを思い出します。ホントに、記憶というのはその場所にくると思い出すものなんですね・・・。
 まあ、思い出すことは自分の嫌なことで、小学校では、自分中心で、好き勝手やって、先生に怒られてばかり・・・。中学校では、偏差値の高い学校に入るため、自分の点数さえ良ければよいと思っていました。周りのことなんて考えていなかったなぁ・・・と、ダメだった自分のことを思い出しました。
 そんなこんなで、1時間半くらい自転車を乗り回し、今日は自分の生まれ育った場所を訪れたわけなのですが、過去の自分と出会うことができたので、訪問してよかったですね。で、もしかしたら、過去の自分を受け入れたくないから、訪れようと思わなかったのではないか、でも、それを受け入れることができる年齢になったのかなぁ・・・と帰りの電車で自分と対話をして帰ってきました。
 素敵な一日でした。こんどは、家族で訪れよう・・・。