かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

後輩には、自分と同じ苦労で悩むよりも、違う苦労で悩んでくれたらいいな・・・

本日は、学区内の小学校訪問の日。結果は、思った以上に好評で、今回のメインだった生徒会のメンバーは、ニコニコしながら下校しました。また、本来担当すべき教員に、自信がついたようです。

 担当の先生も、私と同様に今年度異動されたこともあって、どのように進めてよいかわからなかったようです。そこで、私に相談をしてきたので、じゃあ一緒にやりましょうということになったのです。夏休みまで、「いつやるのか」「何をやるのか」という事が決まっていませんでしたので、そこからはじまりました。

 私は、主に日程の調整などを行い、担当の先生には、内容を考えてもらいました。最初の案は、昨年度の内容を参考にしたようで、ほとんど教員が説明をするような内容になっていたので、「この内容って、先生は面白いと思う?」と質問したら、「面白くなさそう・・・」ということで、それから、「あーだ、こーだ。」と言いながら、段々と形になってきました。そこで、生徒会の役員に学校を紹介してもらうようなところまで、いきました。

 そして、生徒会の先生にも協力してもらい、予めとっておいたアンケートに答えるといいというアドバイスをもらいながら、ちょっと自分では難しいところは私に頼みながら前に進んでいったのです・・・・。

 そんな経緯があって、今日を迎えたわけです。終わった後、その担当の先生に「お疲れ様、どうだった?」と聞くと、「一緒に取り組んでくださって、ありがとうございます。イメージがつきました。来年度は、大丈夫だと思います。」と、笑顔で答えてくれました。夏休みの前と比べて、その先生の雰囲気が全然違うんですね。自信がついたんだろうなぁと感じました。

 まぁ、私が教員なりたての時は、突き放されて、苦労した記憶があります。でも、後輩には、自分と同じ苦労で悩むよりも、違う苦労で悩んでくれたらいいな、と思っています。もちろん、「親切の押し売り」にならないよう、聞かれたらこたえるようにしないとね・・・。でも、お礼を言われたので、うれしかったなぁ・・・。

 ちなみに、個人的には、来年度は、中学1年生全員に小学校の学校紹介をしてもらえたらいいなぁと思っています。提案してみよう・・・。