かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

学年1位と3位の生徒の保護者から・・・

本日は、授業参観と保護者会。授業参観では、儀式的行事として「立志式」が体育館で行われ、中学1年生の生徒全員が、10から15秒の時間を使って、将来に向けての誓いの言葉を話します。その後保護者会が行われ、子どもの変容、来年度の行事予定などを学年主任が話し、れぞれの学年団の先生が話をして無事に終わりました。会が終わって、15分くらい個別に先生方と保護者が話をする時間をつくりました。私は、副担であるので、片付けをしていました。

 すると・・・・、「金井先生、息子がお世話になっています。」と、ある保護者が話しかけてくださいました。その内容は、全員が理解できるような授業のやり方がとても気に入って、数学の授業がいつも楽しい。分からないことを他の友達に聞いたり、自分が説明をするということが今後必要なんだということを、自宅で話をしている、ということでした。

 また、別の保護者からも、娘はあまり自分から積極的に話をしない子なんですが、数学の授業でクラスのいろんな子と話をしているということ。また、みんなで作りあげていく授業が、本人としてはとてもあっていて、教えることが楽しいと言っています。

・・・と、立て続けに、2人の保護者にお礼を言われたのです。

 私は、その保護者との会話では、驚きと嬉しい気持ちで話をしました。というのも、学年1位と3位の生徒の保護者だったのです。授業の様子や振り返りでの内容から、上位2割の子どもへの納得率は高いと感じていましたが、その保護者まで私の考えが伝わっていたということがわかったのです。地道に、1年間『学び合い』をやってきた成果が新たな形で表れたかなと思いました。改めて、わかる生徒はわかるし、わかる保護者もわかる、ということを実感です。

 さらに、姉弟関係で知っている保護者からも、「いつもありがとうございます。来年度もよろしくお願いしますね。」と挨拶しにきてくださいました。なんだか、照れ臭く、でも、応援して下さる保護者がいるというのは、有難いなぁと感謝をしながら、泣きそうになってしまいました。

 忘れることのない保護者会になりました。ありがとうございました。