かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

先輩って・・・

 ちょっとした生徒指導がありました。ふざけていて生徒が怪我をしてしまったのです。該当生徒から話をきいて、放課後簡単な学年会を開いて学年で指導の方向性を決めました。

 で、保護者に、そのことについて担任が連絡をすることになりました。勤務時間が終わり、さあ帰ろうかなぁと準備をしていたら、「金井先生、先ほどの保護者への連絡なんですけど、保護者へはどう伝えたらいいですか?」と、相談がありました。その先生は、担任歴が浅い先生だったので、保護者への連絡に不安があったようでした。さらに、学年の先生は私しかいませんでした。

 そこで、私は、電話の目的は「怪我をした本人の様子の確認」と「保護者への不安をとること」と伝えました。次のようにアドバイスをしました。

 最初に、本人の怪我の様子を聞きいて、保護者から話を聞く。その後、学校側が確認できている事実を伝え、保護者の方から不安なことを聞く・・・。回答できる内容は、そこですればいいし、できないのは学年で検討する旨を伝えればいい。で、最後に本人と話をして明日学校に来れるかどうかを確認する。

 というような流れをは話しました。それでもちょっと心配そうだったので、「電話している間学校にいるから、いざとなったら私が対応するよ。」と伝えたら、少し安心したようです。即電話しました。

 で、実際電話が終わった後、「金井先生ありがとうございました。・・・・・ということで対応に困ることはありませんでした。明日は怪我した生徒も登校できるようです。」と、ホッとした様子で伝えてくれました。ま、後日保護者にこちらで対応したことを連絡すればよいかなという感じでした。

 そういえば、私も若いときは、先輩先生に相談をして、そして、何か困ったら対応してくれるような安心感がありました。まぁ実際困ったことはありませんでしたが・・・。そういう先輩がいるから、後輩は色んなことにチャレンジして成長できるんではないかなぁと思っています。

 今日は、先輩らしいことができたので、ニヤニヤしながら帰宅しました。