かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

先輩のおかげ・・・

 オンラインゼミでの振り返り(https://bit.ly/3lMsgHn

 新年度が始まると、保護者からの電話がかかってくる割合が増えます。特に、中学1年の保護者の方は、わからないことが多くなるので当たり前なんですよね。だから、丁寧に対応をするように職場では気をつけています。

 ただ、中には、ここぞとばかりに前の学校でやってもらったことと同じことをお願いする保護者もいます。特に若い先生には、ごり押しをしてくる場合があるので、保護者の要求はどこまで聞けばいいのか?という質問をしました。

 

 何か困ったことがあれば、即答せずに「学年で話し合ってみますのでお待ちください」ということをルールにすればいい。そして後日、学年や学校単位で確認して、その結果を保護者に話す。でも、それに対して勤務時間外での要求などがあった場合は、「難しい」「時間はとれない」と、いうような内容のことを伝えて、それでも言ってくる場合は、管理職にその対応についてお願いをすればいい。もし、仮に、管理職が勤務時間外での対応を要求した場合は、心穏やかに断ればいい。だって、「では、要録を書かなくていいですね」みたいなことを言える・・・、そういうカードを教員は持っている。まぁ、そういうことは言わないのがいいですけどね。

 

 確かに、自分の過去を振り返ると、保護者の質問にわからないのに適当な返事をしたり、勝手な判断をしてしまい、それを訂正したりお詫びをしたのに非常に大きな労力を割いた時がありました。だから、困ったら人に助けてもらえばいいわけです。そういうことを、若い先生に積極的に伝えようと思いました。

 私が、現在教員としてやってこれたのは、お茶を飲んでいたときの雑談と飲み会の雑談等での先輩の失敗談や、その後の対応の仕方など・・・、先輩からの知恵のおかげです。今思うと、若いときは、基本的には週3回、多い時には5回(毎日ですね)も飲みにつれていってもらっていました。飲み屋の「はしご」という経験もしたし、有難かったなぁ・・・。