かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

わかる生徒にはわかる・・・

 移動教室が行われるというので、移動教室実行委員を集めて最初の会議が始まりました。私は、学年主任と実踏をした先生と一緒にその会に参加です。実行委員は、各クラスの班長で構成されており、班長は、各クラスの学級委員と生活委員が兼務しています。そんな集団で、役職とスローガンを決めました。

 学年主任から、学年目標とこの移動教室の関連を分かりやすく説明をして、「自律した集団になりましょう」ということ語ってくれました。そのお陰で、役職は立候補で無事決まり、次に、スローガンをきめることになりました。決め方のロードマップは、学年主任からあらかじめ説明があったので、実行委員長を中心にすすめることに・・・。すごいのは、困っても先生を頼らず、周りと協力しながら、進めていたのです。最初の会議にしては、立派だなぁと思いながら、様子を見ていました。それは、学年主任の語りの効果だと感じました。

 さらに、最後に、「金井先生一言ありますか?」と言われたので、「素敵な集団ですね。今日みたいに自分たちにとって何が『得』になるのかを考えて行動してください。お疲れ様でした。あとね、笑いの質を高めると、もっと楽しい集団になるんじゃないかなぁと思います。」と、全体に話をしました。

 そしたら、ある生徒が「つまらなことで笑っていたじゃん。提案したことに対して、いちいち笑っていたよね。そういうことだよ。やめよう・・・。」ですって。わかる生徒はわかるんですね。

 「集団に話す」っていうことの意味が段々と実感してきました。