かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

体格が変わったら、それに合う洋服に変えるように、学校行事も変えていかないと・・・

学習成果発表会が無事終わって、一週間経ちました。教員は、というか私はまだ疲れが取れていないのですが、生徒たちは結構元気です。これが若さなのか・・・。

 で、来年に活かすために行事の振り返りをすることになっています。全学年で合唱を体育館で行ったし、前後の学年の合唱も鑑賞できた。おまけに、英語語スピーチ、広島平和派遣の発表、3つの部活動、そして、実行委員の活動等と子どもたちが活躍する場がたくさんありました。一部保護者も参観できましたし・・・。まあ、よくやったなぁと思いました。

 ただ、来年も同じこと、いや、それ以上のことをやるのであれば、、、、ちょっと待って、といった感じです。今回、私は教員の実行委員のメンバーで、日程調整や、実行委員長と相談をしながら運営にも関わっていました。その運営の仕方に課題があると感じたのです。

 というのも、5学年分のことを考えなければならならないし、原稿がなかなか締め切りまで間に合わない。色々な団体から、質問をされるけれど、3年前のことを思い出しながら進めたり、回答できないのは管理職に掛け合ったりもしました。加えて、体育館を使用するので、会場の椅子の配置、舞台転換のタイミングなども計画しなければなりません。もちろん、コロナ対策も考えないといけません。

 実は、コロナ前の本校の学習成果発表会を知っている教員は、異動などで全体の1/4くらいしかいませんでした。今まで(コロナの前)までは、ある程度大枠が決まっていたので、書かれていることが共通理解できていたし、わからなくても近くの人に聞くことができていて、ポイントだけ伝えればよかったのですが、共通理解していた内容を知っている人が少なかった。そのため、何をどこまで説明をすればいいかの判断に困りました。このことは、思った以上に運営側としては重く、時間や手間がかかりました。そして、コロナ対策やZoom配信のこと、さらに、夏休み明けに、前後の学年の参観をすることの追加、今週中学3年生の保護者の参観の決定、とやることがさらに増えたのです。   

 そりゃ、子どもが活躍する行事はやらないよりもやったほうがいい。でも、体格が変わったら、それに合う洋服に変えるように、行事についても、今まで通りではなく、その時にあったやり方にしなければならなりません。だから、もう一度目的を考えて、何でもかんでもやるのではなく、「やらない」ことを決めることも必要と感じました。

 光が当たれば影ができるように、行事一つとっても、明るい見えるよいことばかりではなく、暗くて見えていない大変な部分もあるということなんですね。すべての教員を見捨てない行事にしていかないと、実行委員長のなり手がいなくなってしまいますよね。持続可能な行事にしていかないと、、、、と、思った行事でした。

 一週間お疲れ様でした・・・。