「99%の教員が気づいていない!? スクールカーストと新しい学級崩壊の関係」というオンライン講座(第4回目)を受けました。
今回の内容は、「特別活動で作られるスクールカースト」です。
特に気になった内容は、
〇特別扱いする子がいると、他の命がけで危険なことをして、自分のカーストを上げるような子が出てくる。教師がダメだといわれることをやり続けて、言われなくなるまでやるケースがある。学校で、誤って窓から落ちた・・・・というニュースはそういうことの可能性がある。
〇特別活動で作られるスクールカーストでは
・特定の子を選び、その子をおだてて調子に乗らせたり、時には厳しく叱ったりして、バランスを取りながら目立つ子の力で行事を成功させる教員
・気になる子を気にしすぎて いつの間にか、その子に主導権を握られてしまい、他の子が目に入らなくなっている!
〇私がやったことが「正解」ではない。答えはいつも、教員と子どもたちの間に生まれてくる。私の中にあるのではないし、子どもの中にあるわけでもない。正解は子どもたちが知っているというわけではない。指導者が変われば答えがかわるし、子供がかわれば答えが変わってくる。だから、私と子どもの間にあるということ。
今回の講座をうけて、合唱コンクール、運動会や修学旅行など、自分の経験とダブって失敗していたなぁと振り返りました。そして、周りの先生がフォローしてくれたから、そんなに大きく崩れなかったんだなぁとも思いました。いまだったら絶対に崩壊していたな・・・。
また、評価されている、失敗したくないという感情が、「How to」につながり、「正解」を求めてしまっている。だから、うまくいかなくなっているのではないかということ。教員にとって「苦しくなくて」、生徒にとって「楽しくて」、保護者にとって「よかった」と思える行事にするための、万能な方法はないということ。だからこそ、継続して学んでくことが大切である、ということを学びました。。
そして、今後管理職には、一本筋の通った理論がないと大変だということも話題になりました。