「金井先生、先生の授業のやり方をパクりました。」と、一緒に数学の授業をくんでいる先生に言われました。
その先生とは、昨年度私が中学3年生を担当したときから、授業の方法について、「授業ではできるだけ、子どもたちが活動できる時間を多くしてください」と、『学び合い』の形での授業を行うようにお願いをしていました。教育基本法の内容や、「学び方を学ぶために、数学がある」など、色々と理由を伝えて、そのような形で1年間やり通してくれました。
バリバリの一斉授業型の先生だったのですが、よく文句を言わずにやってくれたなぁ・・・と中学3年生の授業が終わった後にお礼をいったほどです。で、その先生の担当する学年の授業を私も担当することになったタイミングで、「パクりました！」という事を聞いたというわけなのです。
一言「もちろん、どうぞ！嬉しいです！」と即答です。まあ、「卒業した後の生徒の幸せ」をイメージしているかどうかは別として、共感してくれる先生がまた増えたわけですから、むちゃくちゃ嬉しかったですね。地道にやっていれば、見ている人は見ているんですね・・・・。
そんなわけで、「周りを納得させるには、とにかく結果を出す」ことだ、ということも納得しました。この調子で、そろそろ別の布石をうとうかな・・・
