かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

東京『学び合い』城北だいこん会に参加・・・

 昨日の午後は、東京『学び合い』城北だいこん会に参加です。今回は、久しぶりの参加だけでなく、主催者の先生の『学び合い』を体験した生徒が参加していたので、どんな感想が聞けるのか楽しみにしていました。

 

 最初は、それぞれの職場について悩んでいることや感じていることについて、ざっくばらんに話をしました。どこも同じような悩みや課題があるということで、肩の力が抜けました・・・・。

 私自身の課題としては、「仕事を周りにうまく振れない」ということがあり、相談をしてみました。その回答の中で、「一度委ねたら任せる」「もし自分が関わりたいのであれば、肝となることはやって、他は他の人にゆだねる。」、そうやって周りの人をうまく巻き込む、という話題が挙がりました。

 確かに、私は、何でもかんでも関わってしまう傾向があります。また、人にゆだねた場合であっても、最初に言わないで、後から自分の思いを言ってしまう傾向があるなぁと、納得です。さらに、職場でのコミュニケーションするコツとしては、「時間」ではなく、「回数」を増やすこと。廊下とか職員室とか小さな会話を多くするということなんですね。

 

 次に、学び合いを体験した方からのお話。中学1年生から『学び合い』を体験しており、最初は「嫌だ」という生徒が多かったのが、中学3年生になると、自分が学びたいことを学ぶことができ、受験のときはありがたかった、ということ。『学び合い』をしたからこそ、中学を卒業しても気軽にはなしかけることができる。「一人も見捨てない」という言葉が心に響き、「人として動かなければならない」と思った・・・と、いう話を聞くことができました。教員が発する言葉をどのように受け止めるかは、個人に委ねられますが、やはり、集団をどうつくりあげるかは、教員によるものだ、ということを改めて感じました。個人は変えられないけれど、集団はかえられる・・・・、そんなことを頭に思い出しました。

 

 また、「特別支援」で勤務されている先生から、1日の勤務の流れを紹介してもらいました。正直、自分が知らないことがたくさんあり、「一人も見捨てない」ということが、どう「特別支援」の子どもと結び付けるのか・・・・。自分が知っている枠の中での「一人も見捨てない」というのは、自分なりの考えがありますが、自分の枠以外に関してのそれについては、当たり前ですが回答がない、ということです。「知る」ことの大切さを知りました。いったい「教育」って何だろう・・・。

 

 このほかにも数学の授業のこと、「教える」と「伝える」、『学び合い』のことなどの内容についての対話がありました。ありがとうございました。

 

 と、昨日は午前は「横浜×湘南×川崎」の『学び合い』の会、午後は、東京『学び合い』城北だいこん会に参加し、色々な方と対話をしました。新しい知識を得たり、新しい視点を得ることができ、充実の1日でした。