かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

全体の利益を考えることができる若い先生先生がいるというのは、貴重だし、嬉しいものだ・・・

 先週末から今週にかけて、定期テストと実力テストがありました。私は教務が長いものだから、ちょっとした運営も気を使うことをよく知っています。テスト監督一つにしても、色々と気をつかうことも知っています。休む先生がいたり、5教科と4教科のバランスを考えたり・・・。

 

 機械的にやることもできるのですが、今年の担当の先生は、若いのですが、自分の担当教科の次の時間を担当から外してくれているんです。今回の期末試験では、全てそうなっていたので、職員室で周りに聞こえるように「テスト監督の後の時間を空けてくれて、ありがとう。そういう気づかいをしてくれたから、テストの答案をすぐチェックできるよ。」とお礼を言いました。担当の先生は、少し照れ気味でしたが、嬉しそうにしていたのが印象的でした。

 

 また、学年で予定した授業が、ちょっとした勘違いでやることが決まっていない時がありました。そしたら、学年の一番若い先生が、「このようなのを作ってあります。」と、提案をしてくれたのです。ちょうどタイムリーな内容でもあったので、学年の先生にその話をして、それを使って、授業をすることができました。後からその先生に聞くと、「もしかしたら、やることが決まっていないかもしれない・・・。」という予想していて準備していたということなんです。「成長しているね~」と伝えると、「いや・・・そんな・・・」と謙遜をしていました。

 

 私の職場には、約70名も教員がいるので、色んな教員がいます。その中で、こうやって全体の利益を考えることができる若い先生先生がいるというのは、貴重だし、嬉しいものですね。個人的には、職員集団が良くなってきていると実感しました。職員集団にとってこういう若い教員を、大切にしていかないといけないですね。たくさんエネルギーがあって、色々と動ける若い先生を応援する方法として、色んな彼らの行動に気づいてそれを周りに伝えていって、価値づけをすることなのかなぁと感じるようになってきました。

 

 集団の2割は分かるわけだから・・・・。