かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

胸にぽっかり穴が空いたような気分・・・・

 今日は修了式。今年から、体育館に在校生を集めて修了を授与することになりました。3年ぶりということもあって、子どもたちも先生たちもなんだか緊張感が張り詰めていました。ようやく1年が終わったんですね。その後、離任者の紹介を行いました。今年から東京都は、教員の来年度異動が年度内(3月21日)に発表になったのです。その紹介者の中に私が含まれていました。体育館の舞台に上がって、全校生徒の前に立っていると、なんだか不思議な光景を見るようでした。それは、私にとって初の異動だったからなのです。

 

私は、今の学校に22年在籍したことになります。施設一体型の学校になる前の中学校から在籍していて、初任で8年過ごし、その後、日本人学校で3年、帰国したとき主幹になったり、いくつかの要因で11年過ごして今年になったわけです。

まあ、日本人学校の任期が終わって帰国の時は、普通は異動するんですが、でも同じ学校に戻されたし、2回付属中の採用試験を受けることになったのですが、いろんな事情で不採用になったりと、いくつかの転機はあったのですが、結局はそのまま学校にいることになったのです。そう考えると、不思議な22年間ですね。

 

 生徒が帰った後も、学年会やら、学年末の処理もあったりして、なかなか自分が異動するということが実感はできず。でも、今の学校の4月の動きを計画することはしていない。生徒が下校する時、「先生、さようなら」と言われました。いつもは、「さようなら」は「また明日」という意味でしたが、今日の「さようなら」は、本当の意味での「さようなら」になるんだ・・・・、ということが段々と来週あたりから実感してくるんだろうなぁと、胸にぽっかり穴が空いたような気分で1日が終わりました。

 

 給食も、もうこの学校で食べることはないんだよなぁ・・・・。