昨日の二十歳の会に参加をした後、元同僚と一緒にお茶をすることになりました。当時の話や、会に来た生徒の話などの話題で持ち切りです。で、落ち着いた時に、「学校を異動すると、働きやすくなりました？」ということを聞いてみました。というのも、私の勤務している区は、敬遠されやすいと聞いているし、私も異動したことがないからなんです。
そしたら、想像したものとは異なり、「あまり変わらない」、それどころか、「やりづらさもある」ということです。例えば、ある先生は、授業のコマ数が多いという事。数学の先生なのですが、担任をもって週25コマということではありませんか・・・。空き時間が、4時間ということなので、いつも残業だということ・・・。
また、他の先生は、部活動をそれも運動部を２つも持たされて、担任をもって、、、、来年度学年主任も任されそうになっている、という事を聞きました。その部活の専門でもないし、土日はつぶれ、結構疲れているようです。「断ればいいのに」と伝えると、なかなか断り切れないということでした。でも、このままじゃ倒れてしまう可能性があるもんだから、なんとかその前に気づいてもらいたいと思いました。
そこで、「部活顧問の断り方」の本を薦めました。その本には、部活動と校長の関係、そして、先生がやるべきこと、実際の断り方など理論的しかも実践例が書いてあるということを、簡単に説明しました。そして、その本を読んで何が大切なのかを考えて、来年度の部活の顧問を考えた方がいいよ・・・と、伝えました。 あとは、本人次第です。
働く場所は変わっても、一緒に働いた仲間です。困っていたり、相談されたら、できる範囲で守っていく、そうやって自分ができることをやり続けていこうとも感じた1日でもありました。
また、働く環境は、自分でも働きやすい環境にすることも必要なんだなぁとも感じました。
