かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

授業で色々な人と話すことを練習できている生徒は、行事の時に前向きになるのでは・・・

先週の土曜日に、学習成果発表会が終わって、一週間が過ぎようとしています。

行事をすると、生徒の新たな一面を見ることができます。合唱の練習をするとき、もちろん実行委員やパートリーダーは、全体をまとめたり、合唱をよりよくするために動いているのはよく目につきました。

 でも、それ以外にもグループとグループをつなげる生徒がいたり、実行委員などをフォローする生徒がいることも分かります。パートリーダーなどが休んだとしても、代わりになってやってくれる生徒もいます。そのような動きを見ていると、『学び合い』における授業中の生徒の動きに近いものがあるかなと思っています。

 まぁ、私自身、コロナの前だと、「行事で子どもを育てる」と考えていましたが、今では、日頃やってきていることを、行事に「も」活かす、という考えにかわってきました。だから、授業で色々な人と話すことを練習できている生徒は、行事の時に前向きになるのでは・・・と思っています。

 まぁ、日頃できていないことをその時だけ「やれ」と言われても、そんなのできませんよね。そして、そういうことを言う教師に対して、子どもたちは、冷静な目で見切ってしまうんだなぁ・・・と、今週の学校の生徒の様子をみながらそう感じました。