かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

人間関係は白黒つかない、グレーの間を行ったり来たりする余白が大切だ・・・

箕輪厚介さんの「怪獣人間の手懐け方」を参考図書とするBook Caféに参加しました。

 

「怪獣人間」といっても、困った人、話が分からない人、と言う意味ではなく、ホリエモン孫正義さん、キングコングの西野さんのような、「イノベーター気質が高い人」という意味だという事。

 話題提供をしてもらっている中で、実は自分の身の回りにも、「怪獣人間」はいたなぁ・・・と思いながら話を聞いていました。過去の色々な出会った人の「いいなぁ」と思ったところを吸収してきて、今の自分があるわけですからね・・・。

 

 この本を読み進めていくと、そういう「イノベーター的な人とどう付き合うか」、ということだけでなく、普通に仕事をしていて出会う色々な人とのコミュニケーションの仕方にも当てはまると思いました。大前提として、「よりよく生きる」ために、「自分が本当にやりたいことは何か」というビジョンを考えているということがあげられます。それがないと、怪獣人間に食われてしまうんです。

 

そのコミュニケーションの考え方でいくつか印象に残った内容をあげます。

○コミュニケーションの基本は、相手第一主義。相手を想像し、相手の合わせて柔軟にかええるということ

○人間関係は究極、場数。当たり前だけど、人間と人間のやり取り、会話、感情の交換において同じ場面場ない。

○お金よりも信用のほうが稼ぐのが難しい。「義理、人情、恩返し」が人間関係の根幹。

○人間関係は白黒つかない、グレーの間を行ったり来たりする余白が大切だ。

○同じ環境にいては変わることができない。

○自分を隠して、気に入られようとする、自分を変えて付き合おうとするから、本来は合わない人がいっぱい周囲にくっついてくる。

○正しい人間なんてどこにもいないということだ。みんなまともなふりをして何処か狂っている。みんな違って、みんな面白い。

○「自律とは依存先を増やすこと」。依存先が無限にあれば、いちいち悩む必要はない。「しょうがない」と割り切れる。色々なことを一杯やっているひとは、人間関係に悩まされる必要はない。

○人生は人との出会いで驚くほど変わる。僕と言う人間は僕が出会ったひとによりつくられてきた。

 

人の出会いによって人は変わりますし、本との出会いでも人は変わることもありますね。おそらく、仲間からの紹介がなければ、読むことが無かったと思います。仲間に感謝です。ありがとうございました。