かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

「対話を中心とした研修」を実施・・・

始業式があった先週の午後は、時間をつくり作業をしたり研修をしたりした・・・・、ということを以前のブログで書きました。

 その研修の中に、「対話を中心とした研修」を実施しました。前に勤務していた職場でもやっていた内容を少しバージョンアップして、参加型の研修をしたのです。アイスブレイクで、「どんな生徒を育てていきたいですか?」について、お互いい考えを共有しました。そして、「働き方改革」をテーマにして、「何のために行うのか?」そして、「本校で何ができるか?」について、対話をしてもらいました。

 1時間の研修でしたが、個人的には、やって良かったという感想です。内職をしていたり、寝ている先生はおらず、今年転任してきた先生、今までいる先生たちが、同じグループで話し合っていました。もちろん管理職も交えてです・・・。さらに意図的に、違う学年同士で組んだり、違うグループに出張して説明を聞いたりしたので、色々な先生同士が話をすることができていたんです。

 また、参加された先生からも、「4月にこうやって色々な先生と話ができて良かった」「こういう研修だったら、意味があると思う」など、少なくとも講義型の研修よりはマシということが分かりました。この研修の目的を理解してくれている先生が、かなりいてくれたのは嬉しいですね。

 実は、この研修は、昨年の1学期が終わった時から考えていたことで、転任してきた先生が多かったこともあり、今までいた先生との壁を感じていたからなのです。「教えてください」「わからないことありますか」「お願いします」・・・という事を気軽言える関係があれば、もう少し気持ちよく1学期が過ごせたかなぁ・・・と思ったからなのです。

 だから、その壁をいち早く取り除くことが、職員室の雰囲気をよくするためには必要なことなんだと感じていました。正直どんなテーマでも構わなかったのですが、「自身の働き方」について考えてもらいたかったこともあり、このテーマにしたのです。

 まあ、先生方の教育観がそれぞれにあるのでわけで、それを知る良い機会になったかなとも思いました。先生方の提出されたデータを見て、若い先生のやる気の邪魔をしないようにしていこうとも思いました。

 もちろんこの研修で出てきた結果は、今後対応するつもりです。さ、次回は7月末にやろうかなぁ・・・・。