かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

「脱○○」・・・

 本日は、UPDATE主催の講座の参加。学校法人湘南学園 学園長の住田昌治先生の講演でした。先生との出会いは、2021年の夏に「学校と組織開発」のオンライン研修を受けた時でした。私がこれからの自分の働き方等を考えていた時と重なり、住田先生の講座を聞き、学校のあり方について刺激を受けたことを覚えています。本日も、次年度職場で、「自分は何ができるか」という問いを持ちながら講演を聞きました。

 

 これからの方向性として、「持続可能な社会の創りての育成」「日本社会に根差したウエルビーングの向上」ということを踏まえながら、「教員は何ができるのか」を考えていかなければならないということ。ただ、今までと同じやり方でやっていると、持続可能ではなくなってきている。だからこそ、固定概念に囚われず、古い体質をアップデートしなければならない。そして、「教員が元気で、幸せだと、子どもも同じになる」ということを前提として、何ができるのか?・・・・。

 そのキーワードとして、「脱○○」ということ。○○に入るものとして、「後回し習慣」「研究会」「職員会議」「働き方改革」「PTA総会」「PTA」「校長室・学園長室」「視察対応」「トップダウン」「指示・命令」「ヒエラルキー」「不機嫌」ということを具体的な実践例を挙げながら説明をしてくださったので、非常に分かりやすく、すぐに自分でできそうなこともあるなぁと思いました。最終的には、「脱学校」なんですね・・・。

 そして、その後のブレイクアウトルームでは、「学校で楽しいこと、幸せなことはなんですか?」「続けたいこと、やめたいこと、新たに始めたいことはなんですか?」ということを、対話をしながら、自分の考えを深堀することができました。私はやはり、「数学を使いながら、有機的な集団をつくること。職員室でバカ話ができること」、「前年踏襲という文化、コロナ前にもどすこと」をやめ、「対話を含む研修」を始めていこうと思いました。

 久しぶりの参加でしたが、こうやって、講演会を聞き、そして、自分で考え、対話をする、という行為をすることで、自分の頭を整理することができ、新しいつながりができました。改めて、このような素敵なコミュニティーの有難さを感じ、定期的に参加をしていこうと思ました。

 

ありがとうございました。