かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

オンライン読書会・・・

 「教師のためのオンライン読書会」に参加。「富の未来(上)(下)」についてです。「脱工業社会」という言葉がキーワードになって、それが「Society 5.0にむけての学びの在り方、求められる人材像」につながってくる・・・そんなことを語り合いました。

  特に、今回は教員の方の参加だったものだから、以下の内容に衝撃を受けました。

「子どもが通わされている学校では、今や存在しなくなった職につくための教育が行われている。子供の「将来を盗む」ような教育が行われている。今の学校は、消費者や生産消費者になるための教育もできていない。多様な選択肢のある新たな社会に対処できるように教育することもできていない。学習がいかに楽しいのか伝えることにも成功していない。」

 そんな内容に関連して、「指導案通りにやらないといけないのか。」「学校で担任がいない。」「少人数指導について」・・・身近な色々な教育の課題について話題に。

話をしながら、「一斉授業」などにおける画一的な教育についての限界を感じました。そして全校学び合いを実践している先生のお話を聞きながら、『学び合い』の可能性について共有できたことはよかったなぁ。

 同じ志を持った仲間と一緒に語ることで、自分の枠が段々と変化しています。そうやって、粛々とそして、したたかに、生き延びていこうと思いました。ありがとうございました。