かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

【やることに価値を付ける】

 オンラインゼミの振り返り。全国学力調査のやる目的とその扱いについて質問をしました。

 全国学力調査のやる目的は、学習指導要領の評価。勤務時間内に都道府県からやるようにお達しが来た場合は、正当な命令があった場合はそれはやらないといけない。しかし、ただ「やらなければならないからやる」のではなく、自分で価値を与えるということ。

中体連の様々は大会は、そこで勝ったからといって意味はない。でもそれぞれの顧問が、その自分たちの部活の、地区大会県大会優勝するという過程に関してどういう意味がるか、価値づけをしている。それができるかできないか。本質的には価値はないでも、やらないといけないだったら、こちらで価値を生みだすことが我々がやるべきことである。

また、学力調査の結果を査定に反映することは、その学力調査を給料の査定をすることはどうか?ということに対しては、公序良俗においての妥当性を問われるので、どれぐらいが合理性があるのかを裁判官が決める。だから、そんなに大きな金額を反映することは難しい。

ただ、結局今の教育が全然良くならないのは評価がないから。やってもやらなくても変わらない環境。だから、評価の一つとして、それを査定することになると『学び合い』をやっている先生たちにとっては、全体の底上げが出来るから給料は上がるということ。

 学校では、「いままでやっているから」という活動がいくつもあります。そんな活動一つ一つに、価値や意味をづけることが、教員(大人)だからできることなんだ、ということを改めて考えさせられました。