かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

【「子どもたちに合格させたいと願わせることだ」】

【「子どもたちに合格させたいと願わせることだ」】
 3学期の受験生に勉強以外にどんなことをすればいいのか、という前回のゼミで出た内容の続き。
 中学3年の3学期は、勉強をさせることもそうだが、「子どもたちに合格したいと思わせる」ことをする。それは、子どもたちのうちの2 割に「全員が合格することは得である」ということを理解させるということ。100人いたら80人がそれほど合格したいと思わなくてもいい。100人のうち20 人の子が、「100人の子が合格することが自分にとって得である」とわかることが重要。
結局一人一人が納得するツボどころは違う、それは対話を通してやるしかない。そいつとの個人的な対話を通じてやらないといけない。理屈では納得しない。だから一緒に進学したいと思ってい奴らに「一緒に進学しようぜ」と言われたときに効く。
   だから、それはその場でどのような話をするのではなく、日頃どのようなクラス経営、集団経営をしてきたのかであって、それが出来あがったとしたのならば、それぞれみんなが、志望するところに行って、それぞれで活躍することができることが、君ら全員いとってプラスであるということを言えばいい。
 「みんなが一人一人、自分の進路を確かなものにして、それにもとづいて一生涯の幸せをやる。それが出来れば、きみらが30,40,50、60になっても、「助けてくれ」って言ったときでも「助けてくれる」いや、「助けて」と言わなくても「大丈夫か?」と手を差し伸べてくれる。その手を差し伸べた時に自分が求めていたような助けをしてくれるような仲間がここにいっぱいいる。だから、進路のことを色々話して支え合おうよ、」と言えばいい。
  子どもたちのそれぞれのベクトルは様々であって、「自分の幸せ」ってどういうことなのかをちゃんと考えさる。これからの社会的なビジョンを持たせつつ、集団を経営することが大切・・・・。それが出来れば、多くを言わなくても問題ないというわけでですね・・・。

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