かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

失敗から学んだことを、後輩に話ができるなんて・・・

 来週から、三者面談です。はじめて担任をしている先生から、「金井先生、2学期の面談でどんな内容を話したらいいかわかんないんですけど。先生だったら、何を話しますか。」という質問がありました。そういえば、自分が保護者として参加をしたこともあったので、ちょっとアドバイスをしました。

 

 「何を話すかよりも、笑顔で終わる面談にする。で、どうやったら笑顔になるかというと、その生徒の成長が分かって、次の学期に希望を持たせること。私の場合は、面談の最初に生徒に、2学期自分が成長したことを話させて、その後に、それを受けて保護者に話をしてもらう。で、先生は聞き役に徹して、3学期もがんばろう!と親子ともども思えるようにすることだね。もちろん、事前に生徒たちに、最初にその質問をするから準備しておくようにと伝えておく。また、直してほしいことやできなかったことばかり話をしてもいいことないから。もし、伝えるのなら、それを直したほうが自分にとって「得」になるということを伝えたらいい。間違っても、子どもを変えようと思って話をしないこと。あとは、質問された内容に応えて終了かな。」

こんな感じで伝えました。そして、こどもと保護者に話をしてもらうような、質問を考えたらいいんじゃないかなとも伝えました。
 

 そういえば、最初の担任の時、話すことを1人1人準備していましたが、結局は、全部なんか伝えることなんかできませんでした。さらに、「他人は変えられない」という事実を踏まえて面談をしないと、できないこと欠点ばかりの内容を言っても、途中から、生徒は話を聞かなくなるし、親と子がけんかを始めることもありました。苦い思い出です・・・。

 

 まあ、失敗から学んだことを、後輩に話ができるなんて、お役に立ててうれしいものです。ありがたいことですね。