かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

『学び合い』の会 湘南×横浜 に参加しました・・・

本日は、『学び合い』の会 横浜×湘南に参加をしました。「主体性って育むもの?」という問いをもとにして、小学校の教員である大窪 昌哉先生による話題提供からはじまりました。

 確かに、「主体性を育てる」という言い方は、「主体性」が、外的な力によってどうにかなるもの、と読むこともできます。でも「主体性」って、内から湧き出るものだと私は思っています。そのイメージを大窪先生は「惚れる・好きになる」というように述べられていました。むちゃくちゃその例は腑に落ちました。また、「受動」と「能動」と関係づけて「中動態」という考え方や「ジェネレータ」というあり方は、新たな視点を学びました。

 さらに、「主体性を持てる場の条件」として、「自己選択、好き、興味・関心、時間の余裕、自分事、ワクワク感・イキイキする、協働・共有できる仲間、心理的安全、やりがいが保証、ジャッジ・評価しない、ジェネレータ・・・」いうことを挙げていました。そして、それは全員に同じことを同じ時間で一律のことを学ぶ「一斉授業」ではできない内容なんですね・・・。「一斉授業」だけの授業の限界を再確認できました。

 講演の後のグループディスカッションでは、多様な立場の方々と対話をすることで、「主体性は、誰にでもある。主体性がないのではなく、ただ蓋が閉まっている状態である。」という考えに納得いきました。だからこそ、多様な方法でその蓋を自分であけるきかっけをつくればいいんじゃないかと、感じています。それは、教員よりも仲間からなんだろうなぁ。

 その他に、個別最適な学びが、孤立な学びにならないように気を付けるということも印象的でした。

 あっという間に終わりました。アウトプットの大切さを感じたし、色々な立場の方と対話をすることで新たな気づきもありました。さらに、オフラインでの対話ですから、その温度も伝わりやすかったです。主催してくださった先生方ありがとうございました。

 こういう時間を学校でもやろっかなぁ・・・・。