かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

ビジョンはやっぱり大切なんだなぁ・・・

「学校&教育UPDATE Group主催」の「元校長と元PTA会長が語る本音の学校づくり」に参加。元校長の玉置先生と元PTA会長の斎藤先生との対談形式で行われました。

玉置先生は、「教えない授業のつくり方」という本の著書であったので、実際にお話を聴いてみたいと思っての参加です。

 

「PTAって何だ?」という問いからの対話です。私個人的には、PTAは、保護者とつながる場というイメージでいました。というのも、初任の時は、PTAの歓送迎会で3次会まで連れていかれ、当時のPTA会長と仲良くなり、ことあるごとに飲み会の参加していました。その中で、色んな保護者とのつながりができて、良くしてもらったことが印象的です。最近では、PTA役員をやる人がいないから大変だ・・・という話が管理職からきくことが増えてきたような気がします。

 

話を聴いて、印象に残った内容。

 〇 校長が変わると学校がかわるということ。校長のビジョンを自分の言葉で語れること。そしたらそれが周りに伝わって、共感して一緒にやろうといいうことになる。これは、学級経営と同じで、担任がどのようなビジョンを持ってクラス経営をするのかを語れないといけない。

 

 〇人となりをわからなければ信頼はできない。だから、そのために報告より相談をして意識を持ってもらうようにした。そこから問題解決が始まる。学校公開での、「サロン」が設置され、ミニミニ講演会を開催することにつながった。

 

 〇 その他、玉置先生の「PTAは、子どもを育てるパートナーである」「自分だけ幸せになろうとしたら不幸せになる。」「知らせないと分からない。分かっていないから非難される。」「報告より相談」「やっている側が楽しいと、参加しいている側は楽しくなる。」という理念のようなものが記憶に残りました。

 

 改めて、リーダーの「ビジョン」って大切だなぁと実感です。そのビジョンがあるから、共感する人が周りに集まってきて、一緒に取り組む仲間が増えてくるような気がします。向かっていく方向がそろっていれば、方法はどうでもいいですしね。

そして、この講座の後、クラスや授業における自分のビジョンは何だろう?と改めて考えさせられましたし、継続して情報発信をすることの効果を実感しました。

 さらに、当時の小牧中のPTAのHPを検索してみると、サロンでのミニミニ講演の様子が載っていました。これはいいです。可能であれば、サロンの提案をしてみようかなぁと思いました。

 

ありがとうございました。