かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

落語と教育・・・

「落語流 教えない授業のつくり方」を読みました。落語家の立川談慶さんと、元教員で県教育事務所長などを勤めた玉置崇さんという、立場の異なるお二方での共著です。

 談慶さんは、なんと立川談志さんの弟子なんですね。ご自分の落語の師弟制度を体験し、そこでの信頼関係が教育の世界でも同じこと。そして、教育の世界も落語の世界も「工業製品」を作る場所ではなく、「未来の人を作る場所」であるという点では一緒である。「教えない授業」とは、手を抜く授業ではなく、子どもたちを「触発させる」授業である。

 みんなで幸せになるために、ビジョンをもって、教えすぎず子どもの可能性の芽をつまないこと・・・。そう読み取りました。なんだか、『学び合い』と同じ考えではないかと感じましたね。邪魔をしない。子どもたちは有能である・・・。

f:id:snobitaro:20220407224805j:plain