「23分間の軌跡」を読みました。うーん、非常に考えさせられた内容でした。23分間の出来事の話であるけれど、23分間でこうも簡単に、反発している子どもたちを、先生は変えてしまうことができてしまう。この話に出てくる新しい先生は、子どもの意見を否定をしない。でも、なぜか違和感のある話し方で子どもの考えを変えてしまっているのです。
「世にも奇妙な物語」にも紹介されていたので、映像を家族で一緒に見ました。そして、その後、娘も息子もその本を読みました。多少構成が異なりますが、家族でディスカッションをしました。妻は、「うーんわかるなぁ。小学1年生は、先生が絶対だから・・・」と納得。私は、ミッションの大切さを感じていますが、それさえも洗脳されているかもしれません。何が正しい教育なのか・・・・、教育の怖さを覚えた一冊でした。戦時、戦後の日本の教育を思い出しました。
ちなみに、青島幸雄さんが翻訳をしているなんて、びっくりです。
