かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

出る出ないの判断は自由・・・

オンラインゼミ(https://bit.ly/3lMsgHn)に参加。中学3年生を持つと、受験前はどうしても出席率が下がります。そのことについて、質問をしました。

 

○入試前に生徒が、「学校来なくてもいいですか?」という質問に対し、私は、「どっちでもいいと思う。ただ、学校に来た方が規則正しい生活を送れる。授業でもはなしているように、周りと一緒にやった方が得じゃない。」と回答しました。西川先生だったらどう回答しますか?

 

 いい、あのさ、例えば私のゼミの学生から、例えば、「先生、教員採用試験の勉強をするから、ゼミに参加しなくてもいいか」と聞かれたら、どうするかというと、その子にはしゃべらない。で、ゼミ生みんなを集め、ゼミ生に、「××に関して、ゼミに参加しなくてもいいという考えの人がいる。どうだろうか。私は、受験は団体戦だから切磋琢磨した方がいいと思うんだけど。個人の考え方、集団の考え方があるとおもう。みんなは、どう思う?」という。で、「言っておくけど、出る出ないの判断は、自由。家でやった方がいいという考えもあるし、友達とやった方が、遊んじゃいそうなとき、友達がストッパーになるからいい、という考えもある。」と言うな。

 

 一対一で話すと、話が長くなる。集団を変えることができるが、個人は変えられないというセオリーですね。

 

また、もう一つ、こういうケースがありました。

○ 「高校やめたい」という高校生に対してどう対応しますか?

 

「何で辞めたいの」と聞くね。「思っていることと違う」「じゃあ、やめて何をするつもり」と聞く。少なくとも、それが見つかるまでは、とりあえず辞めないで学校行った方がいいんじゃない。

 そして、N高等学校のパンフレットを渡して、こういう形でやっていれば、君がたりたいことと高校の勉強は矛盾はないよね。という。

 また、中1、中2あたりにN高等学校を取り寄せて、「こういうのもあるよ。」と言って、やり続けることをするには、「友達も連れて行って」、と言えばいい。

 

 まだまだ東京は普通科進学の割合が高いですが、N高等学校を始め広域通信制の学校に進学する生徒が複数人いました。中学校教員である私ができることとしては、進路の選択肢を広げて伝える事があるなぁと思っています。