かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

お陰様で・・・

昨日は、本校の卒業式でした。前日は、娘の卒業式で保護者の立場での参加でしたが、今回は運営する側に。お陰さまで、無事に卒業式が終わり、生徒たちは巣立っていきました。

 私は、今年飛び入りではいった学年で、1年間の付き合いですが、自分が関わる授業で『学び合い』の考えを使いながら、「考え方」や「生き方」を伝えてきました。4月からの変容を考えると、「集団の力」「子どもたちは有能である」ことを実感した学年でもあります。「数学をやりなさい」とか、毎回教材の工夫をして授業を組み立てなくても、子どもたちが動いていたことは、私にとって自信にもなりました。そんな集団と出会えたことに感謝をしながら、呼名をきいていました。

 卒業おめでとう!!

 一方、運営の方ですが、コロナによる制限がなく、全校生徒を体育館に入れ、来賓も参加するという事で、昨年度の実施要項が、あまり活用できない・・・ということからの、準備が始まりました。しかかも、私は異動して1年目ということもあって、「さあ、どうしようか?」という状況だったのです。

 数年前の、要項を引っ張ってきて、分からないところは、4年前にいた先生に話を聞いたりして、何となくイメージを持ちました。でも、「何のための卒業式」かを考え、変えるところを、合意形成しながら、スムーズに変えてきました。例えば、保護者席の場所や号令のかけ方など・・・。その段取ができたのは、前の学校で卒業式を運営が役に立ちましたね。急遽、司会を担当することになったこともありましたが、それがあったからこそ、式の流れを確認できたこともありました。すべてのことに、意味はあるんですね・・・。

 結果的に、式自体は10分延長で終わり、見送りまでもスムーズに行きました。でもそれは、職員の皆様の協力があってできたので、一つまた成功体験につながったと思いました。もちろん、改善するところはあるので、それは、次年度に活かすことにします・・・。

 お疲れさまでした。

 

 司会のほうも、むちゃくちゃ緊張しましたが、流れをとめることなくすすめることができました。ま、いくつか噛みましたけど・・・・。