オンラインゼミ(https://bit.ly/3lMsgHn) の振り返り。
「生徒が、芸能人や作家など、私自身がどのようにその職に就くのかわからない場合、どのように対応しますか」 という質問に対して。
教員養成大学であっても、そういう相談してくる生徒はいる。例えば、芸能人になりたいのであれば、芸能人になるためにどうしたらいいのかを聞く。大多数が、それにはこたえられない。それに答えられないとしたら、「本当にそういう道に進みたいわけじゃないと思う。ホントにそれをやりたいのであれば、色々ともがいて、いろんな事を調べていると思う。それがないんなら違うんじゃない?」と話す。
「こうしたらいいですか?」と聞く時って、そうれなりに調べて、それなりに悩んで、それなりに考えたうえで聞くと思う。また、どうやったらいいのか、と俺(西川先生)に聞いた場合、「もう俺は60過ぎで、教師しか知らないんだから、なんで俺に聞くんだ」と、聞く。あと、息子が色々と私に聞いてきたから、ググればいいじゃんと伝えると、「ああっ」という反応。不思議だよね。
やはり子どもに、もがかせた方がいい。子どもが選んで子どもが責任を負わなければならない。簡単にあたえてしまうと、簡単に得てしまう。しかし、与えた時その責任を持てるのか?無理でしょ。だから、ゼミ生に対して「あーせい、こーせい」とは言わない。
「簡単に手にした物は、簡単に失う」とあるように、調べて、悩んで、考えて、もがいて最終的に自分で決める練習を、小学校から経験させることに価値があるなぁと感じました。または、SNSが発達しているので、直接その人に会ってみるという手もありますしね。今だったら「チャットGPT」に相談してみるのも、一つの手なのかなぁとも感じました。
教員にありがちな、「丁寧な指導」をする必要はないんですね。