かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

教師以外の誰かがその子を変えられる可能性はある・・・・

12月17日(土)のオンラインゼミ(https://bit.ly/3lMsgHn の振り返り。

 

〇 「その子は変えられないけれど、その子が所属している集団は変えられる」ということについて 

 教師が問題だと思っている子どもは、教師が変えられないタイプの子ども。変えられるタイプの子であれば、問題を起こさないと思う。その子は教師がやって変わる可能背がゼロに近い。でも、教師以外の誰かがその子を変えられる可能性はある。それが誰だかはわからない。30人の中に、いる可能性が一人よりも30倍可能性がある。集団を変えれば可能性は30倍高くなる。だから、その子は変えられないとうのは、「教師は、その子は変えられない」ということ。

 

〇 教師が生徒に体罰を加えるのと同時に、生徒が教員に暴力をした場合は、警察に訴えていいのですか?また、子どもに対しての暴言に対してはどうなのか。

 生徒が教員に暴力をした場合は、訴えたるべき。子どもが教員に対して暴言を吐いた場合、侮辱罪とか名誉毀損罪とかあるけれど、それを成立させるのは難しい。だから、気にしなければいい。もっといいのは、関わらなければいい。態度が悪いというのは、クラス経営が良くないということ。クラスの大多数から支持をされているのであれば、絶対反抗なんかしない。だって、クラスから浮くのは嫌だから。もし、そういう相談を聞かれたらアドバイスしないほうがいい・・・・。それよりも、合同『学び合い』をやって、それを学んで、クラスの雰囲気を段々変えていけばいい。一緒に何かをすればいい。

 

 1人よりも30人のほうが可能性が上がるという事であるということ。個人をコントロールするよりも、集団をコントロールしたほうが合理的なんですね。

 また、「自分自身にも何か課題があるんじゃないか」ということを考えたり、それを話題にできる職員集団であったりすれば、基本的に子どもは反抗しないわけなんですね・・・。「自分」は変えられるんですよね。