かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

絵本は、大人こそが読むものだ・・・

 本日は、「あなたのオススメの絵本は?」をテーマに語り合っていくBook Talkに参加しました。一応、ファシリテーターの役も仰せつかりました。

「絵本は、子どもが読むものだ」と結婚して子どもが生まれる前まではそう思っていました。(そもそも、本を読んでもいませんでしたし・・・)でも、生まれた後、妻がたくさんの絵本を買って、それを寝る前に娘や息子に読み聞かせをした中で、私も一緒にそれを読むようになりました。その経験から、絵本は、その時その時によってとらえ方が違う・・・「絵本は、大人こそが読むものだ」という事に気づきました。

 最初は、私の気に入っている絵本を紹介して、他の参加された方々の気に入っている、印象に残っている「絵本」について紹介してもらいました。私が知らない絵本もありましたが、言われると「ああ、その本読んだことある・・・」という反応の本も結構ありました。私は、どちらかというと、「絵」から記憶するタイプで、作者を言われたもわかんないんですよね・・・。

 そして、やはり小学校の教科書に載っている「絵本」の話になりました。「ごんぎつね」「大造じいさんとがん」「スイミー」「一つの花」「泣いたあかおに」「かわいそうな像」「おこり地蔵」などの話は、私が小学校で使われた教材で、挿絵をみてその人物の気持ちを想像するということをやったなぁ・・・と思い出しました。本物の絵本の挿絵と同じものが使われているというのも興味深かったです。でも、時代によって教科書から消えてしまうものもあるようですね。

 また、「学校コワイ」という2013年に出版された絵本も紹介され、時代をうつしたものも絵本として扱われるようになっていることも知りました。

 

 今の世の中は、「動画」が当たり前で、そこから色々なものと読み取ることが多くなってきています。だから、絵本のような「静画」から読みとることに慣れていなく、思考停止になる傾向があるようです。だからこそ、絵本を小さいときにたくさん読む経験は必要だなあと感じました。妻の絵本に対する投資は、子どもの様子をみているとまちがっていなかったなぁと感じました。

 なかなか素敵な企画だと自画自賛です。また違う切り口でもやってもいいかなぁと思いました。ファシリテーターとしても、周りの人に助けられながらなんとかできました。

ありがとうございました。

はらぺこあおむし」は、息子が大好き。「おふろだいすき」は、娘がお風呂にはいるきっかけに、「あんなにあんなに」は、親になって実感した本です。