かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

読書会に参加「なぜかいじめに巻き込まれる子どもたち」・・・

読書会に参加しました。今回の本は、「なぜかいじめに巻き込まれる子どもたち」を参考図書して開催されました。

この本は、現在『報道特集』のディレクターである著者が、「いじめ」という内容をテーマにしており、特に「いじめ予防」に視点をあてて書かれているのが特徴です。そして、「いじめ」というテーマを切り口にして、「スマホ」「教員の勤務」「貧困」「発達障害」「食育」「部活」「AI」などの社会問題がどのように「いじめ」と関連されているのか、ということが書かれており、「いじめ」を多面的にとらえているのが、興味を持って読むことができた一つの理由でした。

 ブレイクアウトルームでは、この本はいじめの本ではあるが、広い「教育」について書かれているので、「いじめ」の原因を一つに固定するのではなく、色々な視点を持って、組織的に対応していくことが大切である・・・という話は納得でした。

 また、大人も子どもも「余白がない」「息苦しさ」を感じる世の中で生活をしている。だからこそ、もうすこし他人と比べるというのではなく、自分自身の基準を持った方がいい・・・、そんな話も出ました。

 でも、やっぱり「いじめ」は、学校だけで対応しない方がいいんじゃないかなぁ・・・というのが正直な意見であり、犯罪として警察との連携をしていくことがこれから必要なんではないかなぁ・・とも感じた会でもありました。

 

 ありがとうございました。でも「いじめ」は絶対ダメです!