かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

読書会に参加・・・

昨日、読書会に参加しました。「予想通りに不合理」という本です。この本は、行動経済学からの視点から、私たちが意思決定をする場合、一定の法則性があるということを実験を例に出しながら説明しています。ボリュームがありますが、なかなか面白い本でした。

ブレイクアウトルームで話題になった内容や私が気になった内容です

〇「やる気」というのは存在しない(https://r25.jp/article/540681193689662300)。そして、「やる気」は行動しないからでてこない、本人次第であること。「やる気」がない人が「やる気」というものをつくりだしたのではないか。「やる気スイッチ」というのは、そういうものをつくることで、他人の力で「やる気」にさせることができると思わせているのではないか。

〇 選択肢を残すためにほかの何かを手放している。また、選択肢がありすぎるとこで、本当に価値ある選択肢がなくなってしまう。例えば、子どもにたくさんの経験をさせることで、子供と自分の時間が手放していること。これは、娘や息子の子ども時代がいつのまにか過ぎてしまうことに気づかずに、仕事中心になってしまう。つまり、自分で「やめる」ことを決めることが大切である。

〇 二者択一の場合 あまり時間をかけすぎると「決断しないことによる影響」がでてしまう。それは、いいことではない。

〇 予測(「思い込み」と同じ意味)は、人生の様々な領域において、わたしたちがものごとをどう経験するかという部分でとてつもない役割を果たしているということ。否定的な予測すると、ものごとを否定的にとらえてしまう。肯定的に予測すると、ものごとをもっと楽しませてくれるし、まわりの世界の印象をよくしてくれる。

 

この本から、無意識に私たちの行動に影響を及ぼす力について、過小評価したり、全く無視をしてしまっているために、おろかな選択をしてしまうということがある。ある程度その傾向を理解して、ましな意思決定をすることで、幸せな生活をおくることができればと思いました。

「本を読み、自分で考え、仲間と語る」ことで、自分の「思い込み」となる部分に気づいたり、新たな視点を得ることができます。ありがとございました。