かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

「無意識に否定している」場合がある・・・

本日は新年度最初のBookCafeの読書会に参加。しかも、今回の本は、エグゼクティブ・コーチである林健太郎さんの「否定しない習慣」を選んで話題提供をさせていただいた。

 半世紀を生きてきて、色んな人と出会い、経験して最初から「否定する」ことが、人間関係の維持に、プラスになることはないということは分かっていました。だから、職場であっても、「でも」「どうせ」「だって」「無理」「疲れた」・・・のような言葉を使わないように意識していました。

 ところが、「無意識に否定している」場合がある、ということに気づかされたのです。①「事実だから否定してもいい」という思考 ②「自分は正しい」という思い込み ③「過剰な期待」をしている ということです。特に①や②では、自分の中でやっているかもしれない・・・と思いました。それだけでも読む価値がありました。

 

 ブレイクアウトルームでは、夫婦関係を悪くしないマニュアルみたいなものだ、職場での若手指導で意識してる、カウンセリングマインドの考え、他人はどういう景色を見ながら話をしているのか・・・・、そんな話題がでました。その中で、職場で年配の方が若い人に、「若い人はお茶くみをするものだ」と言ったら、若い人が「今はもい令和ですよ・・」とバチバチしている間に、自分が間に挟まって大変だった・・・、という話がありました。お互いの言い分があるのは分かりますが。それをどうやって折り合いをつけていくのか・・・、その一つが「否定しない」ことなのかなぁと思いました。

 

 「否定をしてはいけない」というわけではなく、でも、最初から否定をしてしまうと、もうそこで対話が終わってしまいます。だから、「さすが」という魔法の言葉を使うなどの方法もありますが、日頃から上機嫌でいることが大切なんだなぁ・・・と改めて感じました。

 発表を聞いていただき、ありがとうございました。