かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

「寛容」な職員集団であるべき・・・

中学校3年生を担当すると、どうしても受験指導、受験の事務作業というのは避けて通ることはできません。受験指導は「指導計画」というものがありますが、事務作業やはり、自分で経験することで、いつの時期に何の作業をするといいのかを学んだり、失敗をして、周りの人に助けられながら、間違いやすいところを肌感覚的なもので会得することもあるんじゃないかなぁと思うことがあります。

 だから、中学3年生の進路に関しては、ある程度のミス(すり傷程度)は覚悟しなければならないわけですね。若い先生や経験が浅い先生は、なおさらです。で、ミスがあったら、それを周りでカバーして、次に生かせばいいと考えています。受験ができなかったというようなものはダメですけど・・・・。

 私も、過去に書類の記載ミスがあったとき、周りの先輩先生がすぐに書類ミスを訂正して提出する段取りをしてくれました。その後、怒られることもなく、先輩先生から「まあ、私もそういうミスをしたことあって、同じようなことをしてもらったんだよね」と話してくれたことは、今でも覚えています。原因を追究してその先生を責めてもあまり意味ないんですよね。「寛容」な職員集団であるべきですね。

 本日、都立の推薦にあたり、ミスが発覚し、分担して書類の対応をしました。でも、色んな人の助けで、なんとかなりました。そういうことを経験しながら、次の世代につながればいいなぁと思った1日でした。もちろん、今日の問題のリストアップをして、分析をし、次の出願に活かそうと思いました。でも、ミスが起こらないための条件は「ゆとり」なんだろうなぁ・・・・。

 で、web出願によって、いい面もあるんでしょうが、今まで未然に防げたミスを防げないまま出願してしまい、高校から連絡・・・ということがありました。久しぶりに1日2万歩歩きました・・・・。