この3連休は、本を読んだり、見たい番組を一気にみました。その中で、「ミステリと言う勿れ」のドラマを一気に見ました。変わり者の大学生（菅田将暉）が、ひたすら喋りまくって、巻き込まれた事件の謎も人の子心も解きほぐす新感覚ミステリー。映画化されたという事もあって、無料配信されていました。ドラマのなかで、主人公が最後に語る場面がいつもあるんですが、それが中々ささるんですよね。その中で、一番記憶に残ったワンシーンの会話です。
（主人公）「ぼくは、常々お花見の楽しみが何なのか分からないと思っていたんですけど。美しいものを眺めるのであれば、1人でもできるし、好きな時に好きなだけ、好きなように楽しめるじゃないですか。でも、僕、今年は初めて誰かと一緒に桜を見たいと思いました。その美しさについて誰かと語り合いたいって・・・。そのことに自分でも驚いているんです。」
（先生）「若いってことは若いってこと。まだ何も知らないという事なんだ。」って誰が言ったっけな。とにかく、これから変わっていけるという事だよ。あなたはまだ頭でしか知らないことが多いけど、この先体験することで考えが変わることもあるだろう。それははずかしいことではない。人に会い、人を知りなさい。それは自分を知る旅だよ。
主人公が、ある女性にあって、いろんな体験をして、そして自分の心情変化に気づく。そして、そのことに対して、先生がアドバイスをするんですね。その言葉がなんだか自分に言われているような気がしたのです。「人に会って考えか変わる・・・・。人は、いつでも変われる・・・。」私は若くはないですが、年齢に関係なくいえることなんじゃないかなぁと思いました。ま、他人は変えられませんが・・・・。
