かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

4月オンラインゼミ振り返り②(その2)・・・

先日行われた、オンラインゼミ(https://bit.ly/3lMsgHn)の仲間の質問の振り返り 

 

〇 教育基本法の「人格の完成」といいうのがありますが、これはどういったことをさすのか。

 多様な人間と折り合いを付けて自らの課題を解決できる人間。もっと分かりやすくすると言うと、自分の職場の隣に座って欲しい人間。自分が欲する人。

 

〇 どうして保護者会って、お母さんがまだ多い良いんでしょう。土曜日だったから父親来れるのに・・・。

 歴史なんだろうね。その保護者だって、自分が子どものときは、保護者会は母親がきていたからだろうね。父親が学校にきてもらうには、その保護者会などで、奥さんに訴えるのがいいかも。育休を取る人も増ているから、分かる人がいるはず。保護者会などで、父親が低いのは恥ずかしい。お母さんに負担かかってますよねって。

 まあ、自分が最初子育てをする時はイライラしていた。でも、実際子育てしてやってよかったと思っている。負担を分担するっていることで始めたけど、分担できないんだよね。育児に参加することで、子どもの成長を間近に接して、子どもと一緒になっていろんなことを経験する。そうなると本質的に懐くんだよね。子どもとの時間、それは得難いね。保護者会に男が参加するというのは、義務ではない、得難い経験ができるっていう肯定的に見れるようになった方がいいよね。

 

〇健全な集団をつくるには、どうしたらなるには。職員室とか。

 初期段階は、それの管理職が方向性を示す。でもそれがちゃんと根づけば管理職はいらない。例えば、西川ゼミでは、私は生き方を示しているだけ。生き方っていうのは、同僚や仲間を大切にすることが一番得であることを語って、一ミリもぶれないで生きていること。

 

〇今回異動して、今の職場は、管理職、教務主任、生活指導主任が変わって、私が教務主任になって、若い人が多くて、色々とやらざるを得なくなってしまっているんですが・・・。

 やらざるを得ない状況になったというのは、あなたが動いちゃっているからそうなっているんじゃない。だから、「おはようございます」「ありがとうございました」「すみませんでした」「おさきにしつれいします」っていて、定時に帰って勤務時間内に帰って余裕ができたら、「なにかできることありますか」と言えばいい・・。

 それを超える仕事であれば、「かあちゃんにおどかされて・・・・」と言えばいい。それで失敗して誰か死ぬの?あのね、若手をそだてるには失敗させればいいんだ。で、失敗したとき、それを責めなければいい。そのくらいいいじゃん…ていえばいい。そんなことの罠に囚われたら際限もないよ・・・。それでさ、入学式とか卒業式が失敗したら。、、「こりゃ簡略化した方がいいですね」・・・って提案すればいい。

 しかしまぁ、あなたは、何年たっても呪縛からのがれならないね・・・。(笑)

 

 環境が変わると、その環境のやり方に慣れるまで時間がかかります。自分のやり方ではなかなか通用しないこともあります。そうなると、私は周りに流されてしまったり、焦ってしまったりして、無理をしてしまう傾向があります。

 だからこそ、こうやって職場以外で、質問をしたり、対話をすることができるというのは非常にありがたいです。自分の立ち位置が確認できて、ニュートラルに戻ることができる・・・。長く生き延びるためには、こういうメンテナンスが必要だなぁと、改めて感じました。