かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

相手にとって価値がある存在かどうかを相手にわかってもらうこと・・・

澤円さんの、ボイシーで、「「自己アピール」をどう考えればよいのか。」という内容のものがありました。なるほどと思った内容でしたのでまとめてみました。

 

「自己アピールの目的は、自分の凄さを知らしめるためではない。一般的には、相手に安心して受け入れてもらえるため。」とではないかということ。

就職の時は、相手の企業に受け入れてもらうために、自己アピールをする。つまり、自分がすごいことなんてどうでもいい。相手にとって価値がある存在かどうかを相手にわかってもらうことが大切。

 

ただ、「自分は、これだけがんばった、だから認めろ。」と、やたらめったらアピールする人がいる。主語が自分になっている自己アピールで、「何のための」が抜けていて、自分凄いでしょ、という相手不在の自己アピールで終わってしまっていることが多い。

 

このような自己アピールのだと面接、ピッチコンテストでは、それをやったら落とすという判断にもなる。他に本当に仲間に入って欲しい人、次のステップに進んで欲しい人のマインドにしてくれるアピールの人は、「相手」ありきのものになっている。

 

それは、聞いている人とは限らない。ありとあらゆるビジネスは、「社会」をよくするためにある。こういう人たちを救うことにとって社会がよくなるというのが、ピッチコンテストの自己アピールに求められる最大の条件。プロダクト、サービスが優れているということではなく、それによって人々はどのようにハッピーになるのかのほうが、はるかに大事。

 

何かしらの自己アピールをするには、2つの要素。①「誰」②「時間」のパラメーターを意識すること。「社会に貢献する」といったとき、「誰」がハッピーになるのか。それを裏付けるために、今はこれを持っています。で、将来的にはこういうことをやろうと思っています。結果的に絶対に御社を通じて世の中をこうやってよくするに違いないと確信している。と、いうアピールしたら、「じゃあ、やってみな、、、」という事になって、採用の可能性が高くなるわけ。

 

「自己アピールの目的は、自分の凄さを知らしめるためではない。一般的には、相手に安心して受け入れてもらえるため。」とではないかということ・・・・。とかく、「自分は他人を違う」ということを伝えないと見つけ出してもらえないというように思っていたので、非常に納得しました。

 

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