かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

「楽しむように学ぶ」という感覚・・・

5年生の息子が、電卓を持ってきて、私に向かって質問をしてきました。

「ねえ、パパの生まれた月を考えて、それを4をかけて。

 9をたして。

 25をかけて。

 それに自分誕生日の日をたして。

 225をひいて。

 そしたら、どうなった?」

電卓をたたいてみると、なんと自分の生まれ月と日が電卓で表示されるのです。

 さらに、「12345679×9は? 123456789×9+10は?」など、電卓を使った不思議な計算を、ドヤ顔で紹介してくるのです。

 

 で、私は「へー、面白いねぇ。なんで、それを調べようと思ったの?どうしてそうなるんだろう?」という質問をしました。すると、息子の回答は「何となく」とか「わかんな~い」です。でも、息子がタブレットで自分なりに調べ、試してみて、面白いと思うものを私に紹介してくれたことに、価値があるんですね。ま、いつかそのことが気になったら、その時やればいいかなぁと思っていますし・・・。

 

 今回も、私は息子に何も教えていないし、電卓を使いなさい、とも言っていません。興味を持ったので、勝手にやったわけです。今回は、たまたま私がFP試験勉強を電卓を使って、カチャカチャやっているのを見て、スイッチが入ったんですね。

 

 つまり、私がFP3級の試験勉強している姿を見て、何か自分なりに受け取ったんじゃないのかなぁということです。自分の子どもがどんなことに興味があるのかなんて、親でもなかなか分からない。だからこそ、色々なものに興味が持てる環境をつくるだけではなく、親や大人が学ぶ姿勢を子どもに見せることも大事なんじゃないかなぁと感じました。

 

 「楽しむように学ぶ」という感覚なんだよなぁ・・・。