かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

読書会に参加「子どもが伸びる待ち上手な親の習慣」・・・

読書会に参加しました。今回の本は、昨日読んだ「子どもが伸びる待ち上手な親の習慣(庄司寛之)」です。 

 

 改めて考えてみると、「待ち上手」って結構難しい。そういえば、家族で出かけるとき、息子がくつを履くのをもたもたしていた時、「はやくして!」と急かしたら、もっと遅くなったこと。また、生徒がケンカをして指導をした時、子どもからじっくりと話を聞かないで、私が勝手に決めつけで一方的に謝らせて終わりにさせたら、余計にこじれたことなどを思い出しました。

 

 そういう時って、たいてい心に余裕がないということ。だから、「整える」ことが必要なんだということが話題になりました。で、自分はどうやって、整えるのかなということを急遽質問されたので頓珍漢なことを回答しました。その後の、他の皆さんの対話を聞いていると、「運動」「読書」「買い物」・・・・ということが挙げられていました。そういえば自分も、ジムに行って運動したり、読書を読んだり、オンラインでの集まりなどに参加をすることで、整えているなぁと思いました。

 

また、「待つ」ということをすることで、感情的にならずメタ認知するタイミングがとれる。そして、叱ろうと思ったときは、「現象を見るのではなく、背景を考えてみる」ということ。例えば問題行動を起こした子共に、「どうしたの?」という言葉がけをして、自分のしたことを自分で言わせたら、もう指導の半分は終わっているということ。

 

こうやって、多様で多数の人と対話をすることで、心のストレッチをして、「心の余裕」ができてくるんですね。そんなわけで、今日も整いました・・・。

ありがとうございました。

 

ちなみに、「虫の目」「鳥の目」「魚の目」という言葉を知りました。「虫の目」は、複眼。つまり「近づいて」さまざまな角度から物事を 見るということ。「鳥の目」は、高い位置から「俯瞰的に全体を見回 して」見るということ。「魚の目」は、潮の流れや干潮満潮という「流 れ」を見失うなという意味です。