かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

「お金」じゃないチャリティーで運営できる地域コミュニティー・・・

1月7日のオンラインゼミの振り返り(https://bit.ly/3lMsgHn 

 

〇 日本にチャリティー寄付をする文化がないのはなぜですか。

 それは日本の場合は、所属している集団は「会社」であり職場。諸外国が、欧米の所属している集団は地域コミュニティである。

 職場だったら貢献の仕方は寄付はしないよね。働けばいい。地域コミュニティだったら、寄付は一つのツール。コミュニティの中で、自分のポジションを固めるために寄付をする。これも将来的に日本の採用がジョブ型になってくると、そうなっていくかもしれない。でも、私(西川先生)が望んでいる地域コミュニティは、働いて貢献すればいいい。忙しくて子どもの面倒が見れないから、子どもを預ける。学校などで、ランをつくるのをやってあげる、パワーショベルを貸してあげる、こういう形で金品じゃないけど、それもチャリティーの一つ。こういう地域コミュニティを望んでいる。

 

 ちなみに、チャリティーには、私は参加しない。理由は、中間搾取がある。赤い羽根の、募金の半分は、その団体が使っている。人の善意に付け込んで、懐に入れる人がいる。だから、やらない。大きな団体ほどそれがある。東日本大震災のために、びた一文出さなかった。その代わりに、被災地の方に無料で行って講演した。それが一番中間搾取がない。中間搾取があるのは大々的にやっている団体。手弁当でできる組織だったら、中間搾取なくてもできる、でも、全国レベル、全県レベルはかならずそうなっている。拡大すると、オリンピック、甲子園でそういうことがありえる。

 非常に単純。損得でなりたっている。損得だって割り切っている中での関係の方が健全。学び合いだって、教えた方は「得だ」と思っているほうが信用できる。

 

 「お金」じゃないチャリティーで運営できる地域コミュニティー・・・素敵ですよね。そういう世の中を目指したいと思います。

 また。自分の心のどこかに、人の善意も必要かなぁ・・・なんて思う部分もあります。ただ、長続きしないんですよね。やっぱり、ウインウインの関係であれば継続的な関係ができるとも感じました。