昨日は、私が勤務する区での教育会がありました。私の教科は数学ですので、数学の研究授業が行われました。私が授業をしたわけではないのですが、講師の先生を私の知り合いの大学の先生にお願いをしたのです。彼とは、大学院で一緒に学び、私は修士を修了したらとっとと現場に出ましたが、彼は、博士課程に進み大学の先生になったのです。
授業後の講演会では、具体と抽象をうまい具合に織り交ぜて話をするので、非常に分かりやす聞くことができました。授業者への労いだけでなく、指導のポイントも的確に話をしていたので、授業した先生はむちゃくちゃ学んでいました。この会は、小学校の先生と中学校の先生両方参加しているので、話の焦点を合わせるのも難しいと思います。
その後、久しぶりに2人で飲みに行きました。本日の研究授業についての話題から始まり、最近の数学教育の様子や、これからについて話をしていきました。その中で、大学の生徒への指導についての悩みが話題に。いろんな理由をつけてレジュメを書かない生徒。伝わる文章が書けない生徒、教職大学院に入ったはいいけれどすぐに辞めてしまう生徒・・・。よくよく聞くと、それって現場も一緒だなぁと思いました。そして、自分たちの時とは違うと思いながら、でも、先輩にやってもらった恩は後輩にしていこう、ということにもなりました。
その他にも、多岐の話題になり盛り上がりました。そして、また来年もお願いしますということも付け加えて終わりました。
こうやって、つながっている人と何かをするのというのは、お互い「ウインウインの関係」になりやすいと思うので、継続していくほうが「得」です。まぁ、今回は何よりも気持ちよく講演してくださったのでホッとしています。よかったよかった・・・。
