かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

越後『学び合い』の会での学び・・・

 本日は、西川研究室が主催する、越後『学び合い』の会に参会しました。「『学び合い』で一生涯の幸せを叶える」をテーマに、講演会や分科会に参加しました。

 

  最初は、三田国際学園の内田雅和先生の講演です。三田国際学園の躍進を以前から知っていたので、どんなカリキュラムがあるんだろうという視点で拝聴しました。
 VUCA時代を生き抜く子どもを育てるために、「プロティアン・キャリア」という考えを実践例を紹介しながら、説明をしてくださいました。教師と生徒、生徒と生徒など、教える教えられる関係から、互いに学び合っていく中でキャリアは発達していくということ。これは、自分の固定された思い込みに気づかされました。その他にも、自分のやりたいことに忠実にできること・・・、これは自分自身にも問われる問いです。「計画された偶発性理論」は、無計画ではなく、偶発的な出来事を意図的に生み出すように、積極的に行動することであるということを、ご自分のキャリア形成がそうであるということをおっしゃっていたのが印象的でした。

 

 2つの分科会に参加をしました。お二方に共通していたのは、「決めては「人」である」という事です。そして、行動すること、批判的に考えることの大切さに気付かされました。明日への勇気をもらいました。

 

 西川先生の講演では、ご自分の大学院時代から今に至るまでの研究の歴史を話題にしながら、様々なエピソードを聞くことができました。そして、先生の本に込められた考えや思いを時系列で知ることができました。オンラインゼミでも、一部は聞いていましたが、それが線になってつながりました。
 教師ができるのは、子どもに対し、これからの社会はどうなっていくのかということを考え、多様で多数でつながる仲間をつくることが一生涯の幸せになるということを伝えて、実践していくこと。そして、子どもが幸せになるためには、教師は幸せであること、そして、最低限の自由に使えるお金が必要であること。

 

 「家族仲良く健康で」が、私自身の「幸せ」になっていることも再確認しました。

 

 このような会に参加するのは、自分が学び続けるためです。そのためには、同じ志を持つ仲間とつながっていることなんですね。
 登壇された先生、準備してくださった西川研究室のみなさんありがとうございました。