かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

ちょっとずつ、増やしていこう・・・

本校の研究の一環で、それぞれの教科で、「見方・考え方を働かせながら主体的・対話的に学んでいる児童生徒の姿」について深めるために、3~4人の他学年の教員の授業を見合うということを行っています。なかなかこういう機会でないと、他の学年の授業を見ることができないので、さっそく、小学校の授業を見に行きました。算数の授業だったので、どうしても指導内容に目が行ってしまいましたが、子どもの動きを見るようにしました。

 最初は一斉授業で説明をして答え合わせをして、その後、課題を与えて、できた子ができない子に教えるということをしていました。その先生は、一生懸命教えていたり、個別に対応していたので、授業の後、『学び合い』という言葉は使いませんでしたが、「教科の内容を理解することよりも、色んな人とつながる、つながり方を学ぶことが大切」ということを話し、「『学び合い』スタートブック」と「『学び合い』ステップアップ」を渡しました。

 その本を読んでどう考えるかは相手の先生にゆだねるとして、『学び合い』の考えを伝える機会を増やしていこうと思うようになりました。種を蒔かないと、芽は出てきませんからね・・・。