45歳あたりから、血液検査結果や胃の調子がよくないものだから、夏は都の健康診断、冬は人間ドックをするようになりました。特にバリウムが飲めないので、人間ドックで内視鏡を行っています。
先週の金曜日に夏休みに入る直前に行った健康診断の結果が帰ってきて、要受診という結果が出たものだから、私より先に妻が「早く病院行きなさい！」ということに・・・。早速本日、家から近くの病院に行きました。
早速受付をして、先生と対面をしましたが、今まで会ったことのないお医者さんに出会うことができました。私が経験からだと、「どうしました？」からはじまり、健康診断の結果票から問診をして、ものの10～15分で終わることが多かったです。
ところが、今回は自己紹介をして名刺までくれて、次に私が学校の先生であることに気づいていくつか質問をしてから、問診を開始しました。さらに、私の生活スタイルを聞きながら、手書きで血圧の話や血圧を下げる必要性と対応まで丁寧に説明をしてくれたので、結局、検査なども含めてなんと３０分近くかかって終了したのです。しかし、終わった後、なぜか気分がいいのです。
そのお医者さんとの会話で、「金井さんとは、一期一会です。私は、金井さんにとって最善の対応を考えます。・・・・だから、どうしても時間がかかります。他の患者さんも同じように対応します。必要な時、お待たせしてしまうことがありますので、すみません。」という内容が心に残っています。
今後、AIが医者にとって代わることがあるとは言われていますが、心のケアができる医者は必要とされると感じましたね。「その人」だからできること、「レア」度がある医者であれば、AIと共存できるというわけです。
それは、私にも当てはまると思いました。どんなに正しいことを言っても、「誰が言う」のかによって、その話の伝わりのレベルは違います。それは、ちゃんと相手を見ているか・・・「興味」を持っているか、なんですね。そう自覚できた出会いでした。
素敵な出会いです。
ま、結論は、体重を落とさないといけないことになりましたけれどね。目指せー３ｋｇです。
