かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

私の「お金」の使い方 

0.はじめに

 もうすぐ私は50歳となります。再任用を含めた定年退職が65歳と考えると、あと15年程度です。しかし、人生100年時代となったとき、退職後の第2の人生を考える時期になってきたかなと感じています。その時の一つの不安は、お金ということになります。

 

定年後は2000万円が必要ということがニュースで話題になりました。実際は、定年後働けば年金で賄えるとは思いますが、いつまで働けるとはかぎりません。だからこそ、今からできる準備は何なのか、どんな「お金の使い方をすればいいのか」、ということについて、述べていこうと思います。

 

1.投資のため

 今まで、自分が働いたお金は、生活費や保険以外で残ったお金は、「何かあったら困るから」という理由で基本的に貯金をしていました。特に、財形や積み立て年金などで給料から天引きをしていました。ただ、銀行や郵便局での利息はだいたい、0.002%で100万円預けても20円しか利利息はありません。でも、物価は上がります。となると、預金をしたとしても、お金は減っていませんが、価値が下がることになります。

〇偶然のタイミング

投資を始めたきっかけは、コロナによる休校の時に、何気ない会話で、お金の話となり、同僚の先生に誘われて始めたのです。そこで、言われるがまま、ネット銀行と証券口座の開設をして、最初はポイントで投資をしました。そして、オンラインゼミ(https://bit.ly/3lMsgHn)で段々と「投資」の必要性を感じ、本格的に投資をすることになったのです。

〇 iDeCo、積み立てNISA、そして、ジュニアNISAへ

最初、私はiDeCoを始めました。何を買ったらいいかよくわからなかったので、とりあえず、おすすめのパッケージの物を購入しました。そして、仲間やYouTube、オンラインゼミなどで段々と、「長期分散投資が自分に合っている方法であることがわかってきました。そこで、iDeCo、積み立てNISA で購入するファンドが定まり、自動積み立てを毎月定額でできるようにもしました。一度設定してしまうと楽になります。今のところは、プラスとなっています。昨年末あたりからジュニアNISAにも活用しています。

 〇 予算の問題 

ただ、月額投資金額がiDeCoは、14000円、積み立てNISAは33300円、でジュニアNISAは一人年間80万だから、毎月6万弱、我が家には子供が二人いるので12万弱、つまり、私の月の合計投資額は、17万近くになります。それは、絶対無理なので、ジュニアNISAは、2人分で月1万くらいで抑えています。それでも、月6万でカツカツだったので、保険の解約や天引きしていた貯蓄の解約をして、その分を投資に回す段取りをするようにしました。

2.「家族のため」

〇お金を「どう使うか」よりも「何のために使うか」

 iDeCo、積み立てNISAは、ジュニアNISA・・・。そうやってお金について考えていくうちに、お金を「どう使うか」ということに意識が向いてきました。つまり、「何のために」お金を使うのかということです。独身の時は、何も考えずお金を浪費していました。今考えると、「なんてもったいない使い方をしていたんだ!」と、過去の自分に言ってやりたいくらいです。パチンコもしていたし・・・。(でも、それがあったおかげで、今はギャンブルは全くしません。)

 〇 お金は「手段」であって「目的」ではない

 しかし、結婚して家族が増えたことで、妻はもちろんですが、子どもたちも、心も体も健康に育つこと・・・、無意識に『家族の幸せのため』にお金を使っていた、つまり「投資」をしていたんですね。

家も買わない、車も買わないけれど、「食」に関しては、「安い」よりも「安全」なものを買うようによう、コンサートや講演会などの体験にお金を使うようにしよう等、妻と相談しながら決めていました。そういえば、息子が新幹線が好きだったから、東京駅から函館北斗駅まで新幹線でいったなぁ・・・。

 

 そうやって、約14年間「家族に投資」をしています。今のことろ、家族は仲いいし、健康です。今後も継続して「家族に投資」をし続けていきます。まぁ、金井家は、たまに、妻が激怒したり、娘がはっちゃけたり、息子がいじけたり、私がすねて暴落しますけど・・・、長期的に見るとまあ、安定しているのではと分析をしています。

3.「自分のため」

 「お金」を何のために使うのか?長期分散投資や、家族・・・、まあ、色々とありますが、最終的には、「自分のため」であることです。

 人生100年を生き抜くためには、どうすればいいかというと、退職後であってもお金を稼ぐことができるために、「学びと健康」が必要であることに段々と気づいてきました。「学び」は、「お金」に関することだけではありません。「自分の幸せ」のために、自分をアップデートしていくための「学び」です。

〇 職場以外でのコミュニティに参加

私は、知識を得るために、本だけでなく、講演会や勉強会にさんかする回数を徐々に増やし、職場以外のコミュニティの場が広がってきました。そして、コロナになって、オンラインによる継続的な学びの場にたどり着きました。みんなのオンライン職員室や オンライン西川ゼミ(https://bit.ly/3lMsgHn )などです。そこでは、「多様で多数の人とつながること」、そして、「本を読み 自分で考え 人と語る」場に継続的に参加して、日々自分のアップデートを心がけるようになりました。

〇 健康第一

 次に、健康では、基礎体力をつけるために、スマートウオッチを買って、毎日1万歩以上歩くことを記録したり、週2回のジムで有酸素運動をしています。また、予防のため、年1回の人間ドッグ。基本お酒は、ハイボール。青汁。整腸剤、ビタミンBの接種・・・。あと、定期的な歯医者です。でも、基本は日々の食生活を妻がコントロールしているんですね・・・・。感謝です。

〇 家族仲良く健康で

 そうやって、退職後でも稼げるための「学びと健康」に投資するようになってから、段々と「未来」への不安が減って、「今」に集中することができているなぁと感じることが増えました。それは、「家族仲良く健康で」という私のビジョンがあることが大きいですね。

こうやって考えるようになったのも、「学び」のおかげだと思います。これからも「何のためにお金を使うか」は、考え続けていきたいと思います。