かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

夏の出来事⑤・・・

 コロナにかかって、自宅待機期のとき、職場では夏季集中講座といって、自学自習をするプログラムが2日間組まれていました。その担当が私であったので、色々な準備をしたり、指示を出さないといけないと思っていました。しかし、職場に行けないのだから、学年の先生にゆだねないといけないわけです。もちろん、自宅では問い合わせがあれば相談をしながら対応をしました。その対応の中で、「いつも金井先生はがんばっているからこんな時は我々に任せて、療養してください。」という、なんとも有難い言葉をかけてもらいました。泣けてきました。

 

 次に、旅行の日程を変えざると得ないことになりました。出発予定の日をこえて自宅待機をしなけれればならない状況が出てきたからです。最初は旅行自体のキャンセルしようかと思いました。ただ、家族会議を行い、家族の意見を聞きました。息子も娘も自分の考えを言いました。最後には、妻と相談をして、「大切にしたいことは、家族4人で旅行に行くこと。決まりの中で、出来る範囲でやろう。」ということに。出発時期をずらしたり、宿泊場所を変えたり、途中、「黙っていれば行ってもわかんないんじゃない」と思いましたが、「お金じゃないんだよ。決まりの中でやることが大切なんだ。」と妻と約束したことを思い出しました。そういう決め方をしたから、旅行は無理をせず、でも楽しむことができました。

 そういえば今まで、色々と思うようにいかないことが私の人生にはありましたが、思うようにいかないから「ダメだ」と最初は思っていても、色んな人の意見を聞いたり、出会うことで結果的にその選択で楽しめていることに最近気づきはじめました。今回も、コロナになったことで、困ったことはありましたが、家族や職場の人などのおかげで色々なことに気づけました。自分の成長につながったわけです。

  

 最後の気づき。「自分に起こることすべては「伏線」であること。」「その時の流れにのって、対応をすること。(流れに逆らわないこと。)」

 

 お陰様で後遺症もないようなので、笑い話になりそうです。この経験も人生を楽しむ「伏線」のような感じがしました。(夏の出来事 終)