かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

わかってほしい生徒がわかっていた

 今週の水曜日から勤務を始めました。7月いきなりコロナにかかってしまったので、机上の整理や回覧の整理が目的です。予想通り、回覧は50件は超えていました。お盆の週ということもあり、あまり人は来ていないのでサクサク自分のことは進みます。
 片付けがおちついて、2学期の最初お授業の語りを考えるために、生徒たちの1学期の振り返りを読みました。その中で、「1学期の『学び合い』についての感想を書いてください」という質問の回答で、目につく内容がありました。

1学期の始め『学び合い』という言葉にピンとこなかった。なぜ自分が教える側の立場で教えないといけないのか?でも、やっていくごとに教えることが勉強であることに気づいていく。「教える」ことは、自分が教える者としての経験値をもらえる。さらに相手はわからないところへのさらなる理解ができる、ということだ。1学期は、教える側でも2学期は教えられる側かも知れない。どちらにせよ『学び合い』の大切さを学んだ。2学期は難しい内容が増えていくからこそ合同でたくさんの人数でやってもいいかもしれない。クラスごとでやるメリッ
トは、よりコミュニケーションして仲を深めることができるからだ。

 この生徒は、学年でもトップで影響力があります。教える側、教わる側両方「得」であること。多様で多数の人数でやった方が、効果があること・・・・、このように理解してくれていることに1学期の進め方は間違っていなかったことに安心しました。

時間の関係ですべてのクラスは読めませんでしたが、次週全部のクラスを読んで、最初に語る内容を固めていこうと思いました。徐々に、2学期の始業式が近づいてきます、、、。