かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

若者たちだけではない・・・

本日は、オンラインの読書会に参加しました。

「先生、どうか皆の前でほめないで下さい いい子症候群の若者たち」(金間大介)です。

 

2回のブレイクアウトルームでの対話をしました。やはり、自分にはない視点を共有できることはこういう会の良さではないかと感じました。

 

最初のグループでは、小・中・高の先生と大学生。高校生や大学生の傾向を実際に聞くことができました。「平和主義なんです。」と、高校生が言ったことが印象的だ、ということ。競争したくない、目立ちたくないのは、競争の世の中だからなのか?競争しない教育はできないのだろうか、という話題に。やはり、「学歴主義」が存在して、他人に「勝つ」ことが自分の幸せにつながるのではという、工業化社会の影響なのかと感じました。

 

次のグループでは、「若者」だけでなく「大人」も同じことなのではないかということからスタートしました。それはつまり、日本の文化によるもの。うまくいっても、失敗しても日本はそれに対して足を引っ張る。テレビをつければ、「謝罪会見」「説明責任」・・・。もう少し、日本の文化に「寛容さ」が必要なのではないか。これじゃあ誰も「挑戦」しないよね、という話題。オリンピックの開会式のオープニング担当者が発表されたとたんパッシングをうけて、急遽変更になり、残念なオープニングになったことを思い出しました。

 

 私も、自分に自信がなかったり、人に評価されるのが怖かったり、、、と該当する内容はあります。でも、こうやって双方向の対話をすることで、自分の意見に自信を持ったり、他人の考えを共有することができます。しかも、同じ志を持つ仲間との対話であれば他人の評価なんて考えなくなります。

 そんなコミュニティに継続していれば、自分を強くしてくれる学習ができるんじゃないかなぁと思いました。

 

「まぁいいじゃないの・・・。」そんな人情味ある言葉が増えていくといいなぁ。まずは、自分からやろうと思います。

 ありがとうございました。