かないの塒

日々の生活のなかで、気づいたこと、感じたことなどを書いていこうと思います。

【概念転換する時ってどんな時・・・】

土曜日に行われたオンラインゼミの振り返り(https://bit.ly/3lMsgHn

「概念転換の条件」は、先行概念への不穏が生じなければならない。新しい考え方は最もらしくなければならない。理解可能な新しい考えは、利用可能なものでなければならない。新しい考え方は、先行概念よりも生産的でなければならない。

だから、「不満」がなければ、概念展開しないということ。

例えば授業で、「子どもたち皆にわからせたい」という、「生産」の「軸」がある。そういう、その人が持っている欲望や願いがあったとき、一斉授業では「実現できない」という現実に対する「不満」が生じる。そして、より高い結果を求めるという気持ちが起こる。

 ただ、子どもが、黙って聞いてくれるのであれば、チョークアンドトークが一番簡単で、「不満」はない。だから、今のままでいいと思っている以上、一斉授業からの概念転換は起こらないということ。

 私は一斉授業から『学び合い』に概念転換したのは、生徒が私の授業を聞かないので「困った」ことがきかっけです。ただ、「今のままではまずい。」という「不満」(不安かも・・・)があったからだということにつながっているんですね。一斉授業から軸足を抜いてからも、「不満」はあり続けています。

 「変えたい」「変わりたい」と思うことは誰も大なり小なり日々思っています。でも、行動に移さないと変わりません。だからこそ、自分ひとりでやるのではなく、志が高い人の集団にいること。そして、対話をしんながら行動に移し、トライandエラーをしながら日々アップデートしていくこと。
 
 それが、自分が変わる一つのサイクルなのかなぁと思いました。